NodeRigid

Node.Rigid

木造ラーメンとは

「Rahmen」とは、ドイツ語でフレームを意味します。
耐力壁で地震力に抵抗してきた従来の木造建築物とは違い、接合部の強度が高いNode.Rigidを使用することで接合部による地震力への抵抗が可能となります。
耐力壁と柱に制約されないため、プランニングの自由度が飛躍的に高まります。

自由な木構造フレーム

他のストローグコネクタと併用し、多層ラーメン、連続ラーメン、片側ラーメン、
吹抜ラーメン、柱継手、梁継手、柱壁ラーメンなど、プランに応じた構造フレーム
を構成できます。
またNode.Rigidには通常のコネクタタイプのほか、コネクタが木材内部に隠れるカ
バードタイプも用意しており、接合部を美しくすると同時に燃え代設計も可能です。

高い耐力と粘り強さ

柱1本だけで、1m当たりの換算壁倍率24倍相当の耐力を発揮することと、柱が高さ
の1/10傾いても木材の破壊がなく耐力を保持する非常に粘り強い接合部であること
が実証されています。
また、接着剤を使用しないので長期的にも優れた耐力を発揮します。

小規模から大規模木造まで対応

Node.Rigidによる木造ラーメンは、小断面から大断面まで対応が可能で、住宅規模
から学校規模まで幅広い規模の木造建築物に使用できます。

鉄骨造・鉄筋コンクリート造を木造へ

鉄骨造や鉄筋コンクリート造と同様のデザインを、コストメリットがあり環境負荷
の小さい木造で実現可能となります。

多くの実績

ガレージから保育園、店舗、事務所などさまざまな用途の建物で使用されています。
10m超スパンの大空間、開放感のある大開口、スケルトン・インフィル住宅を実現
できます。

高い施工性

プレカット工場であらかじめ木材加工を行いコネクタを取り付けます。
施工現場ではボルトを締めたりドリフトピンを打つだけの簡単な作業で、熟練技術
を必要とせずに正確な木構造フレームを構築できます。

Node.Rigidカバードタイプの接合部

Node.Rigidコネクタタイプ柱-梁接合部CG

一般的な木造とラーメンとの違い

10mスパンの幼稚園講堂

ラーメン接合部強度試験
柱・梁せい900mm

片側ラーメンの施工

ラーメン柱間にラーメン梁を落とし込み
ドリフトピンを打ち込む簡単な施工
(Node.Rigidコネクタタイプ)

改修工事にて新規フレームを挿入した建築
旧H邸