中大規模木造建築物事例「羽茂こども園」 / 角度付き梁受コネクタで架構を構成

ストローグの各種コネクタを使用した中大規模木造建築物「羽茂こども園」をご紹介します。

新潟の県の鳥である朱鷺が翼を広げ大空へ飛び立つようなイメージの建物として設計されました。新潟県産の杉が約150㎥使用されるなど木材がふんだんに使用され、木のぬくもりであふれた園舎となっています。

柱間が最大で8mスパンとなっており、断面寸法が大きな梁には中大規模木造用梁受金物のNode.HSMLコネクタが使用されました。日本建築センターでの接合部評定も取得しており、せん断キーを使用し中大規模用途に適した大きな耐力を発揮します。材断面が大きい場合にもロングボルトやロングドリフトピン等の準備があるため、特注製作に要する時間やコストを削減することができます。

また、特徴的な建物形状を実現するために角度が付いた架構にはNode.Fastenerの角度付き梁受コネクタを使用することで対応しています。角度付き梁受コネクタは、柱梁接合部が90度以外の角度で接合される場合にご指定の角度での接合を可能とします。

  
Node.HSMLコネクタ


角度付き梁受コネクタ納まり例

物件概要
意匠設計  :株式会社チャイルド社
構造設計  :株式会社エノア総合計画事務所
用途    :幼保連携型認定こども園
構造    :木造平屋建て
延床面積  :1,110.87㎡
所在地   :新潟県佐渡市
コネクタ  :Node.HSSNode.ColumnNode.FastenerNode.HSML

ストローグの詳細は下記サイトをご覧ください。
→ ストローグで実現できること
→ ストローグのメリット
→Reports「一般的な金物工法とストローグの違い」

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