「山王のオフィス」


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11. 扁平梁のたわみに対応するため回転+スライドの機構を備えたコネクタ


12. 通常の納まりから意匠に合わせてカスタマイズしたNode.Fork(柱脚部)


13. 通常の納まりから意匠に合わせてカスタマイズしたNode.Fork(柱頭部)


14. Stroog.testにて現場で柱に作用する応力を確認しながら施工


15. Stroog.testにて柱脚接合部の耐力を確認

 

 

愛知県に建築された設計者様の新オフィスです。屋根を曲面とすることで内部空間は様々な天井高を持つワンルームとなり、屋根面は上方向へ柔らかく包み込むようになっています。この曲面屋根をつくるために扁平梁を横倒しにしてたわませることで薄く軽い建築が表現されています。使用された120×480mmの扁平梁は、通常とは異なる向きで配置されるため、計画した応力に合わせるためラミナの配列から設計されました。また、自重や積載荷重で変形・崩壊することを防ぐために、予め想定最大積載荷重分を引っ張ってたわませて、各梁に2~3ヵ所の引張材として50×50mmの柱で固定することでコントロールされています。
扁平梁は、フラットな状態で掛けた後でたわませるため、端部の接合部で対応できるように回転+スライドの機構を備えた特殊なコネクタを開発しました。建方時には、チェーンで引っ張ることで梁をたわませて柱に作用する応力をStroog.testで確認しながら施工が進められました。ストローグでは、計画段階から求められた条件に対応するため柱脚接合部や扁平梁の特殊接合部をStroog.testで強度試験を行い耐力を確認しました。また、2階に配置された鋼製ブレースは、求められた意匠の納まりに合わせてNode.Forkを通常の納まりからカスタマイズして特注で対応しました。

 

山王のオフィス
設計:栗原健太郎+岩月美穂 / studio velocity
構造設計:藤尾建築構造設計事務所
延床面積:209.5㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:事務所兼用住宅
撮影:新建築社写真部(1~11)
受賞:SDレビュー朝倉賞(2018)

 

使用コネクタ
NodeHSS
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ

NodeColumn
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ

NodeFastener
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具


Node.Fork フォークエンドコネクタ

StroogLSB
Stroog.LSB 各種ラグスクリューボルト

 

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