「道の駅 までい館」


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角度付き梁受コネクタ納まり例

 

 

東日本大震災の影響により避難を余儀なくされていた飯舘村にて、避難指示解除後の帰村者のための復興拠点として新たな道の駅が整備されました。飯舘村のこれからの産業を担う花卉栽培をイメージした花カゴ型の屋根架構が特徴的な建物となっています。この屋根架構は、軸方向・水平方向それぞれに斜材を組んだ特殊なトラス構造で構成されています。軸方向では、四隅に120角材4本での約12mの組柱が配置され、組柱間には2対の横架材が9段掛けられ、その2材間に60×120mmの斜材を入れて編み込むように構成されています。水平方向では9段の横架材の2段目から6段目の4辺を斜材で繋いでいます。この屋根架構を含む接合部には、Node.HSSNode.Fastenerの角度付き梁受コネクタ、Node.Columnが使用され、あらわし構造の納まりを美しく実現しています。また、1,000㎡を超える中大規模木造建築物のため、自立する防火壁を設けるため120×240mmの平角柱が使用され、柱脚部にはStroog.LSBを使用したNode.Columnの高耐力柱脚コネクタが採用されました。

 

道の駅 までい館
設計:株式会社関・空間設計
構造設計:坂田涼太郎構造設計事務所
延床面積:1,212.57㎡
階数:地上1階
構造:木造
用途:道の駅

 

使用コネクタ
NodeHSS
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ

NodeColumn
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ

NodeFastener
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具

StroogLSB
Stroog.LSB 各種ラグスクリューボルト

 

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