おおらかな屋根裏を有する3階建ての住宅です。屋根裏の構造は、構造解析されて適切にM20引張ブレースが配置されることで、梁:105×120mm、柱:105×105mmで統一された立体格子となっています。この引張ブレースの端部にNode.SeamとNode.Forkを使用することで、すっきりとしたディテールを実現しています。また、この接合部の耐力はStroog.testで安全性を確認しています。
屋根裏の家
設計:ICADA
構造設計:荒木美香構造設計事務所
延床面積:124.34㎡
階数:地上3階
構造:木造
用途:専用住宅
撮影:表 恒匡
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Node.Seam スリット加工・ドリフトピン穴が見えない接合部
Node.Fork フォークエンドコネクタ
Stroog.LSB 各種ラグスクリューボルト
Stroog.test 強度試験を行うサービス