名古屋駅に近い新幹線の高架下に建つ中大規模木造2階建てのオフィスです。音や振動の課題をクリアするため、木造部分が高架躯体から完全に分離されています。内部は高架のコンクリート柱や梁と、木造躯体がそれぞれ自立して混在するあらわし空間となっており、ストローグの各種コネクタが使用されました。また、高架下内で跳ね出し2.6mの梁せいを最小化するため、木材と炭素繊維複合材(LIVELY WOOD)が使用され、梁端部はスリット出幅が小さいコンパクトなNode.HSSにより炭素繊維と干渉なく納まっています。
笹島高架下オフィス
設計:MARU。architecture
構造設計:坂田涼太郎構造設計事務所
延床面積:985.82㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:事務所
撮影:関拓弥
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具