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羊蹄山を間近に望む自然豊かなニセコに東京から移転されたお茶を扱う専門店の本社棟です。冬季には2m以上の積雪がある地域であるにもかかわらず、耐雪型の屋根として雪下ろしの労力や危険性を軽減しながら、円形の平面計画により水平耐力を外周壁で満足させ、室内はフレキシブルで開放的なオフィス空間が実現しています。内部空間は道産のカラマツ集成材、CLTがあらわし構造となっており、柱脚やせん断抵にはストローグの基本コネクタが使用され、シンプルで美しい木架構となっています。
LUPICIAニセコヴィレッジ新本社棟
設計：古谷誠章+NASCA
構造設計：株式会社坂田涼太郎構造設計事務所
延床面積：625.65㎡
階数：地上1階
構造：木造
用途：事務所
撮影：淺川 敏
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Stroog.LSB 各種ラグスクリューボルト