この度、ストローグのコネクタを使用した建物「house T」が住宅特集2018年1月号に掲載されました。
一般的な建物配置の住宅が建ち並ぶ、1区画平均50坪の新しい郊外住宅地に建つ建物です。
設計着手時は1軒も住宅が建っていない更地状態だったため、全体区画計画図や近隣で先行する住宅地での建設状況からここに住宅が建ち並んだ姿を想像しながら設計が進められました。
建物は空地の残し方に着目し、2階主屋の基準寸法である2,730mmを1階から1マス北西にずらすことで全方位の近隣建物に対してセットバックした状態とし、視線の抜けがある半屋外的な風景がつくりだされています。
屋根は傘状ハットトラスとして、2階を1マスずらしたことで生まれた下階のない3カ所のコーナーを吊ることでピロティの柱を2本にまで減らしています。
主要構造部にはストローグのメインコネクタが使用され、角度が付いた架構はNode.Fastenerの角度付き梁受コネクタにより綺麗な納まりとなっています。
コネクタは木材の内部に隠れ、スリット加工も小さいため木肌が美しいあらわし構造の建物を実現しています。
掲載ページ
「house T」 P.90~99
物件概要
物件名 :house T
意匠設計 :木村松本建築設計事務所
構造設計 :満田衛資構造計画研究所
建設地 :徳島県
用途 :専用住宅
構造 :木造2階建て
延床面積 :92.46㎡
コネクタ :Node.HSS、Node.Column、Node.Fastener
本物件の詳細は、Worksにてご紹介しております。
→Works「house T」
ストローグの詳細は下記サイトをご覧ください。
→ ストローグで実現できること
→ ストローグのメリット
→Reports「一般的な金物工法とストローグの違い」
ご不明点・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
→ お問合せフォーム