総合インテリア製造・販売の大手メーカーである株式会社オリバー様が成田国際空港株式会社様とコラボレーションされて、成田国際空港第1ターミナル(出国審査後エリア)に新たなシーティングスペース「オリバー・スカイ・オアシス」を開設されました。このスペース内に設置された、木製のパーゴラ状ブース「オフィスパーゴラ」の接合部にストローグの各種コネクタが採用されました。
「Nest」をコンセプトに、旅をする全ての人が充実しゆったりできる空間、ふたたび立ち寄りたくなる止まり木のような場所を目指したスペースです。この空間に設置された「オフィスパーゴラ」は、木製で構成された躯体と緑の装飾や照明により、落ち着いた雰囲気を演出しています。
ストローグのコネクタはスリット加工が小さいため、本件のようなあらわし構造でも美しく仕上げることができ、木材にあらかじめコネクタを取付けておくことでドリフトピンを打ち込むだけの簡単な施工も実現できます。また、高さを調整できる柱脚コネクタによって床スラブの不陸調整可能な高精度のインフィル構築を可能としています。
意匠面ではシリンダーナットを使用する事で、一般的な座掘りをしてナット締めするよりもきれいな納まりを実現しています。補強で使用した方杖は、Node.Forkを使用する事ですっきりとした美しい接合部となっています。
プロジェクト概要
物件名 :オリバー・スカイ・オアシス
設置場所 :成田国際空港第1ターミナル 第2サテライト 3階
企画・デザイン :株式会社オリバー
規模 :約320㎡、143席
使用木材 :ヒノキ無垢材105×105mm(柱)、ヒノキ集成材180×105mm(梁)
木材供給 :院庄林業株式会社
コネクタ :Node.HSS、Node.Column、Node.Fastener、Node.Fork
ストローグの詳細は下記サイトをご覧ください。
→ ストローグで実現できること
→ ストローグのメリット
→Reports「一般的な金物工法とストローグの違い」
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