この度、ストローグの各種コネクタを使用した中大規模木造建築物「上松町役場新庁舎」が建築技術2022年7月号に掲載されました。
木曽ひのきの産地である上松町に建つ役場庁舎です。木構造部分は地場のヒノキ製材を使用し、「合わせ柱」「合わせ梁(桁)」「方杖」の構成として調達が容易となるような部材寸法で設計されています。また、RC造との平面混構造で、木造部分を1,500㎡未満として燃え代設計によるイ準耐45分の準耐火建築物とされています。
接合部は、「合わせ柱」「合わせ梁(桁)」「方杖」の構成であること、精度管理を容易にすることなどの理由から、鋼板挿入の方式で設計され、現場やプレカットの内容に応じて調整しながらストローグで精度良く製作を行いました。受側の材には、木材が乾燥収縮してもガタが生じにくいようStroog.LSBが採用されました。
掲載ページ
P.12~33
物件概要
意匠設計 :株式会社エーシーエ設計
構造設計 :株式会社坪井宏嗣構造設計事務所
建設地 :長野県
用途 :役場
構造 :RC造、木造地上2階建て
延床面積 :2319.68㎡
コネクタ :Node.Fastener、Stroog.LSB、特注コネクタ
Stroog.LSB(各種ラグスクリューボルト)
合計:1,032本
特注コネクタ
合計:1,185個(139種類)
ストローグの詳細は下記サイトをご覧ください。
→ ストローグで実現できること
→ ストローグのメリット
→Reports「一般的な金物工法とストローグの違い」
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