土地の分筆が進行し、大小さまざまな規模の住宅が混在している密集地に建つ住宅です。近隣との距離感とプライバシーを考慮しながら閉鎖的にならないよう、1階の階高を上げ2階では目線の高さで4周に開口を設けることで、視線は周辺家屋の屋根越しに抜ける高さとなり広がりを感じる空間となっています。1間スパンで規則的に柱を落とすことで、小さい断面の構造材ですっきりと緩やかに空間が仕切られています。ストローグのコネクタを使用することで補強金物を使用せず、すっきりとした美しいあらわし架構を実現しています。
久我山の住宅
設計:伊藤暁建築設計事務所
構造設計:ASD
延床面積:69.68㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:専用住宅
撮影:伊藤暁建築設計事務所(3,6)、新建築社写真部(左記以外)
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具