「南三陸町生涯学習センター」


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東日本大震災での津波により被災した公民館と図書館を合築した中大規模木造の複合施設です。必要な諸室を分節化して配置検討を行うことで組み合わされた空間が来館者のさまざまな居場所として提供されています。建物全体が構造あらわしで仕上げられており、耐震要素にラチス耐力壁Face.Latticeが使用されることで、木の温もりに包まれた明るい室内空間となっています。構造材から仕上げ材や建具に至るまで南三陸町産スギが使用されていますが、Face.Latticeは90mm角の木材をふんだんに使用することができるため南三陸町産スギの活用にも寄与しています。

 

南三陸町生涯学習センター
設計:八重樫直人+ノルムナルオフィス、日新設計
構造設計:構造studio、石山建築研究所
施工:山庄建設株式会社
延床面積:1,780.52㎡
階数:地上1階
構造:木造
用途:図書館、公民館
撮影:新建築社(2-3、5-7、11)

 

使用コネクタ
NodeHSS
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ

NodeColumn
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ

NodeFastener
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具

FaceLattice
Face.Lattice ラチス耐力壁

 

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