国産CLTの情報を発信するため晴海に建設されたパビリオン棟、屋内展示棟A・B棟、展示別棟からなる施設です。岡山県真庭市で製材されたCLTが使用され、2021年夏頃に岡山県真庭市へ移築し恒久施設としての利用が予定されています。移築可能なディテールとして、CLTとコネクタとのドリフトピン接合までを工場で行い、現場ではコネクタ同士のボルト締めのみ行う形式となっており、短工期にも繋がっています。ストローグの各種コネクタは、屋内展示棟にてご採用いただき、木あらわしの美しいCLT建築を実現しています。パビリオン棟では求められる接合部の強度を強度試験サービスStroog.testにより検証を行いました。
CLT PARK HARUMI
事業主:三菱地所
設計:三菱地所設計
構造設計:三菱地所設計
デザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所
延床面積:1,631.06㎡(パビリオン棟:601.38㎡、屋内展示場:985.38㎡、展示別棟:44.30㎡)
階数:地上2階
構造:パビリオン棟 :木(CLT)+鉄骨造
屋内展示棟 :木(CLT)造
展示別棟 :鉄骨造
用途:展示場(仮設建築物)
使用コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.HSML 中大規模用梁受コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Stroog.LSB 各種ラグスクリューボルト
CLTコネクタ
Stroog.test 強度試験を行うサービス