札幌市に建築された設計事務所の新社屋です。HPshell状に構成された屋根架構により、北東と南西にハイサイドライトが設けられ、中高層住居に囲まれる周辺環境の中で終日安定した採光を得られています。豊かな街路樹が並ぶ南面は大きく開かれており、地域材を使用した構造躯体は積極的にあらわし部が設けられています。開口部に配置されている木ブレースの接合部は製作コネクタが使用され、ストローグの既成コネクタと組み合わせてシンプルで美しい木架構となっています。
遠藤建築アトリエ社屋
設計:株式会社遠藤建築アトリエ
構造設計:株式会社 ANDO Imagineering Group
延床面積:276.79㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:オフィス
撮影:KEN五島(1-12)
受賞:第2回 JIA北海道支部 建築大賞 小篠審査委員賞(2019)
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具