特殊ラーメンフレームにより大開口を実現
東京大学の本郷キャンパスに建つこの講堂は、水戸藩邸から東大キャンパスになって以来、長く緑地帯とされてきた場所にあります。105mm角の人工乾燥ヒノキ材を交互に組む特殊な一方向ラーメンフレームで、構造をあらわしとしています。東京大学の稲山教授が考案した、通常とは異なるNode.Columnコネクタの使用方法によって、リズム感のある美しい木造講堂が実現しました。
東京大学 弥生講堂アネックス
設計:河野泰治アトリエ
構造設計:東京大学木質材料学研究室、稲山正弘
施工:エンゼルハウス
建築面積:359.21㎡
延床面積:479.48㎡
階数:地上3階
構造:木造
用途:大学(講堂)
写真:小野田陽一(1-4)、新建築社写真部(5-6)
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具