コロナ禍において、職・住・農が近接する暮らしを目指して開発された菜園付き集合住宅のプロトタイプです。建物は水回り+構造コアを納めた「閉じた箱」の両側に「筒状の空間」が配置され、4戸の明快な住空間が生み出されています。屋根・壁の外断熱構法と外壁の窯業系サイディングを組み合わせることで、延焼ライン内の柱・間柱・梁・外装下地合板の構造体現しを可能にしています。接合部にはストローグの各種コネクタが使用されており、構造材あらわしで美しい空間を実現しています。
柳小路ハイツ
設計:一級建築士事務所 TAKiBI
延床面積:106㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:集合住宅
撮影:新建築社写真部
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具