105mm×240mmの平角柱を910mm間隔で建て、6.37mスパン、奥行き約38mの中大規模木造建築物を実現しています。柱の位置に制約を受けない自由な空間であり、教室間の間仕切りを変更出来るようになっています。この構法には土台が無く、柱をコンクリートに直接アンカーする構法としたため、精度が高いアンカーが必要となりストローグのコネクタは不可欠でした。近年、保育園や幼稚園などの児童施設においては木造が採用されるケースが増加しています。木のぬくもりを感じられることはもちろん、プレカット技術が発達したことで熟練技術を必要としません。また、他の構造体と比べて建物の理想的な広さと設備を確保できます。さらに鉄骨造と比べ軽量であるため、基礎が小さくなりトータルコストも削減可能です。
調布白菊幼稚園 別棟
設計:渡辺治建築都市設計事務所
構造設計:リズムデザイン=モヴ
建築面積:228㎡
延床面積:441㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:幼稚園
撮影:永石写真事務所(1-6)
木造によるコスト優位性について記載された資料は下記よりダウンロードできます。
→完成見学会資料
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具