丘陵地に新たにコンクリート擁壁で造成された敷地で計画された建物です。存在感があるコンクリート擁壁に対し1100mm隙間をあけて浮かぶように建っています。この浮かぶような外壁は、オーバーハングした上階から延ばされており、半外部的なエントランス動線の空間を構成しています。上層では、隣家との視線をコントロールしながら開口部が各方面に設けられ、遠方への眺望が臨めます。オーバーハング部分の床梁は、105mm×300mmの梁を2材もしくは3材合わせとして固めており、その接合部は専用せん断キーを使用して大きな耐力を発揮する中大規模木造用梁受コネクタNode.HSMLが使用されました。
港北O
設計:都留理子建築設計スタジオ
構造設計:KMC 蒲池健
延床面積:154.76㎡
階数:地上3階
構造:木造
用途:住宅+事務所
撮影:淺川 敏
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Node.HSML 中大規模木造用梁受コネクタ