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共用空間を介してそれぞれ機能を持つ各棟がつかず離れずの関係で1つとなっている建物です。既存樹木に寄り添うように森の中に溶け込み、共用空間の大きな開口からは屋外で過ごすような感覚を楽しむことができます。建物の環境は一定の性能は確保しつつも外部の自然環境に委ねられており、夏は広葉樹により日差しを遮りながら川からの冷風を取り込み、冬は落葉によりダイレクトゲインを獲得しています。ストローグのコネクタを使用する事であらわし構造でも美しい接合部を実現できます。補強金物も不要となるため断熱材を切欠くことなく施工することも可能となります。
ときわの家
設計：株式会社 鈴木理アトリエ一級建築士事務所
構造設計：傳工房
延床面積：237.55㎡
階数：地上2階
構造：木造
用途：住宅・事務所
撮影：酒井 広司
受賞：第1回JIA北海道建築大賞（2016）、第41回北海道建築奨励賞（2016）
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具