東西に長い敷地を生かし、2間×8間のボリュームで南に開いた建物が配置されています。「箱の家」の特徴である南側の開口と庇により夏は日差しを遮り、冬は光と熱を室内の奥まで届けられる設計となっています。外周部に基本的に1,820mmピッチで柱を建て必要な耐力壁を確保することで、内部空間は最小限の柱で構成されています。ストローグを使用することで建方作業が合理化され、意匠面でもあらわしで美しい木質構造が実現されています。
箱の家 158
設計:難波和彦+界工作舎
延床面積:95.09㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:専用住宅
撮影:上田宏
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具