森の中で静かな存在感を醸し出す自然に馴染むように佇む住宅です。母屋は高床式の短手12m×長手30m、切妻屋根の最高高さは8.1mの建物で個々の空間に応じて異なる天井形状や天井高さとなっています。テラスとそれを囲うように配されたLDKを一体的な空間とするため、LDKの中央にあるΦ=350mmの丸太柱と梁をつなぐ接合部には、木造ラーメン接合部用コネクタNode.Rigidを使用することで、外の自然とつながる開放的なLDKを実現しています。ストローグでは丸柱などの納まりに対応するため、特注コネクタを制作しました。要求される強度を備え、かつ意匠に優れた美しい空間の実現に貢献しました。
鹿島の森の住宅
設計:株式会社 魚谷繁礼建築研究所
構造設計:株式会社満田衛資構造計画研究所
延床面積:354㎡(母屋)、67.49㎡(離れ)
階数:地上1階(母屋)
構造:木造
用途:専用住宅
撮影:笹の倉舎/笹倉洋平
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Node.Rigid ラーメン接合部コネクタ