柱壁ラーメンフレーム(〇:ラーメン接合部、その他:ピン接合部)
間口約18m、奥行き約2.2〜3.7mという敷地に建築された古書と雑貨の販売、立ち飲み屋も営む店舗併用住宅です。建物は間口約14m、奥行き2mとなっており、短辺方向は木ブレース、長辺方向は柱脚部のみをNode.Rigidで接合した120×450mmの柱壁ラーメンを5フレーム歩道側へ設けることで耐震要素として空間が構成されています。ストローグでは平角柱を柱壁ラーメンとして使用することで、基本的に600mm以上の巾が必要となる耐力壁を小さくすることも可能で、プランの自由度を高めることができます。
house S / shop B
設計:木村松本建築設計事務所
構造設計:株式会社満田衛資構造計画研究所
延床面積:53.64㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:住宅+本屋+雑貨屋+立ち飲み屋
撮影:新建築社写真部
受賞:第33回JIA新人賞(2021)
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Node.Rigid ラーメン接合部コネクタ