六甲山の傾斜地をひな壇造成した街区に建つ住宅です。ラーメン接合部用コネクタNode.Rigidで構成された段違い梁と扁平柱による、あみだくじ型案山子柱をトンネル状の空間の中央に建てた構成となっています。これにより、トンネル状の空間が分断されることなくさまざまなレベルの床が建物の南北に設けられ、光や風、風景が住まいの奥まで行き渡る建物が実現されています。ストローグのコネクタは、ラーメン接合部とピン接合部をプランニングに応じて自由に配置できるため、さまざまな木構造フレームを構成可能です。
御影の家
設計:株式会社畑友洋建築設計事務所
構造設計:tmsd萬田隆構造設計事務所
延床面積:115.14㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:専用住宅
撮影:Toshiyuki Yano(1-10)
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Node.Rigid ラーメン接合部コネクタ