木造ラーメン接合部用コネクタNode.Rigid(ノード・リジッド)により構成された1層2連続ラーメンフレームにより、東側に8.46mの大開口を実現しました。多雪に対応するため、北・東・南3方に屋根下外部空間を作り、軒が深くなっていますが、軒先を透明ポリカーボネート板にすることで、冬期の日照エネルギーをこの大開口から取り込みパッシブ性能を確保しています。
本物件では、年間平均42円/日のランニングコストで冷暖房(夏26度、冬20度)を実現しています。また夏期は、屋根下にテントを取り付け、日射を隠蔽しながら大開口からの景色も楽しむことができます。内部空間は将来の改造のために壁を設けず、自由に変更可能です。
米原パッシブハウス
設計:吉岡昌一建築設計事務所
構造設計:Stroog.design
延床面積:84.54㎡
階数:地上1階
構造:木造
用途:住宅
撮影:吉岡昌一建築設計事務所
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Node.Rigid 木造ラーメン接合部コネクタ