6. 上部ラーメンフレーム(〇:ラーメン接合部、その他:ピン接合部)
間口約5.4mの敷地に建築された本物件は、天井高がある2階に配置されたLDKの間口方向に耐力壁を設けず、ルーフバルコニー側の大開口も相まって明るく開放的な空間となっています。この空間構成や大開口を実現するため、肩部のみにコネクタが見えなく綺麗な納まりとなるカバードタイプのNode.Rigidコネクタで2層のラーメンフレームを構成しています。カバードタイプのNode.Rigidコネクタは、接合部が木材内部に隠れるため、本物件のようなあらわしで仕上げられた空間においてもストローグの基本コネクタと組み合わせて美しい接合部を実現します。また、Node.Rigidコネクタは本物件のように自由な柱梁寸法のラーメン構造へも対応可能です。
東花園の家
設計:岩橋翼建築設計事務所
構造設計:柳室純構造設計
延床面積:93.09㎡
階数:地上3階
構造:木造
用途:専用住宅
撮影:笹の倉舎/笹倉洋平
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Node.Rigid ラーメン接合部コネクタ