北加賀屋エリアに建つ文化住宅を外壁部分のみ残し、内部に新しいフレームを挿入された事例です。外観が周囲の文化住宅と馴染むよう既存の外壁を残す形で計画されました。外壁を残して既存建物を解体し、木造ラーメン構造のフレームが内部に新規で挿入され、そのフレームと既存外壁を短い繋ぎ梁により吊るすという構造計画で建築されています。内部フレームの構成には、ラーメン接合部用コネクタのNode.Rigidが柱脚接合部で13ヵ所、柱梁接合部で32ヵ所使用されています。
旧H邸
設計:魚谷繁礼建築研究所
構造設計:株式会社満田衛資構造計画研究所
延床面積:112.916㎡
階数:地上2階
構造:木造
用途:保育施設
撮影:笹の倉舎/笹倉洋平
使用コネクタ
Node.HSS 小規模用梁受コネクタ
Node.Column 柱頭柱脚コネクタ
Node.Fastener その他のコネクタおよびさまざまな接合具
Node.Rigid ラーメン接合部コネクタ