この度、日本住宅・木材技術センターの新工法認証「ストローグ」を更新し、勾配付きラーメン接合部が使用可能となりました。
新工法認証「ストローグ」は、ラーメン接合部用コネクタNode.Rigidとその他コネクタを併用し、多層ラーメン、連続ラーメン、片側ラーメン、吹抜ラーメン、柱継手、梁継手、柱壁ラーメンなど、プランに応じた構造フレームを構成することができます。
これに加え、4.5寸までの勾配が付いたラーメン接合が可能となり、狭小地での高さ規制へ対応することもできます。また、片流れ屋根による吹き抜け空間や、山型ラーメンフレームによりスラスト抑制材なしでの空間構成も可能となり、デザインの幅を広げることができます。
新工法認証「ストローグ」では、ラーメンフレームのスパン制限がなく2材合わせも可能であり、住宅・非住宅の両方に対応することができます。また、純ラーメンだけでなく、面材耐力壁や筋交い耐力壁との併用も可能であり、必要に応じてラーメンフレームを採用することでコストを抑えることもできます。
勾配付きラーメン接合部の概要
対応樹種(集成材):スギ、ヒノキ、カラマツ、スプルース、オウシュウアカマツ、ベイマツ
対応勾配 :4.5寸まで
スパン :制限なし
用途 :住宅・非住宅ともに対応可能
勾配付きラーメンフレーム例(〇:ラーメン接合部、その他:ピン接合部)
ストローグの詳細は下記サイトをご覧ください。
→ ストローグで実現できること
→ ストローグのメリット
→Reports「一般的な金物工法とストローグの違い」
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