ストローグで構造計算を行った中大規模木造建築物「道の駅侍しべつ」をご紹介いたします。
北海道士別市で建築された道の駅で、積雪量140cmの多雪地域にて、柱脚のみをラーメン接合とした柱壁ラーメンを使用することで、スパン10.9m、奥行21.8mの大きな空間を耐力壁や方杖なしで実現しました。
また、60分準耐火構造のため、ラーメン柱も含めて燃え代設計としております。
材せい600mmや750mmの梁の接合部には、既製の中大規模用梁受コネクタであるNode.HSMLを使用しています。材断面が大きい場合にも、既成でロングボルトやロングドリフトピン等の準備があるため、特注金物の製作に要する時間やコストを削減することができます。高耐力の柱脚コネクタも、短期基準引抜耐力70kN以上に対応可能な既製コネクタもあります。
物件概要
意匠設計 :株式会社 柴滝建築設計事務所
構造設計 :Stroog.design
用途 :道の駅
構造 :木造地上1階
延床面積 :632.66㎡
所在地 :北海道士別市
コネクタ :Node.HSS、Node.Column、Node.Fastener、Node.HSML、Node.Rigid
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